精読というよりは、知識の補足として使ってます。手元にあると良いですね。ただ、セキュリティの世界はテクノロジーの進化が早いので、ここような理論が追いつかないこともあるのも事実です。

2023/06/06

本書の第二部と第三部（過去の大規模障害）は既刊の『システム障害はなぜ二度起きたか　みずほ、12年の教訓』と一部を除きほぼ同じようです（「このままでは三度目が起こる」は「一年をかけた再発防止策」に内容変更）。ただし、『システム障害はなぜ二度起きたか』のほうは「トラブルはどこにでも」「システム障害と闘う」で他社のトラブル事例や業界全体としての教訓等が書かれており、その点が異なります。本書（苦闘の19年史）は、みずほ銀行の事例のみ。※と思うけど、誤りがあればご指摘ください。『システム障害はなぜ二度起きたか』は技術者ではない経営層やビジネスパーソンが想定読者でした。本書も同様だろうと思いますが、第一部はもう少しだけ技術寄りかな？？私は技術者ではありませんが、大筋はだいたい理解できました。とはいえ、二部、三部も含めて、システム的な話がまったく解らない方が読むのは難しそうに思います。（「試し読み」で第一部第１章を見てみてください）ちなみにKindle版で読みましたが、ときどき図が小さくて読めないのがマイナスポイント。他の方々がおっしゃるように、第一部（MINORI）はあまり苦闘に見えない気がします。想像すると、実際は非常にものすごく大変だっただろうと思いますが･･･。でも、新しいシステムをどういう考え方でどういう方針で作ったか、ということが整理されて書かれています。読んでみて良かったです。第二部、第三部の過去のトラブル話のほうが現場の苦闘が見えます。人によってはもしかしたら、第二部、第三部から先に読み始めるほうが銀行のシステムの仕組み（もちろん大まかに）を理解しやすくなるかも？？個人的な印象ですが。本書にあるようなプロセスを経て、ゼロから新しく作り直した新システム「MINORI」は2019年7月に全面稼働。2020年は問題なかったのでしょうね。なぜ2021年の今、またトラブル続きで金融庁から異例の処分を受けそうな事態になっているのか。その後の話がまた気になります……。

2023/06/04

初心者にはわかりやすいけど図鑑じゃないような気がします。用語辞典みたいな本です。ただし、特定の用語を長ったらしく文章で説明はしていません。キャッチコピーやイラストで印象に残りやすい工夫があります。取り上げている用語も今どきの用語ですので、広く浅くIT技術を理解するのは良本です。ただし、初心者にはわかりやすい本ではありますが、特定の技術を図や写真を使って詳細に説明する図鑑ではないような気がします。

2023/06/01

項目がセクションごとに分けられていて、その一つには、必要な知識と図解。図解には必要な関連知識が凝縮され、見やすくなっております。 しかも、ポケットですので、持ち運び便利で、問題までセクションごとに出題！私が最高の参考書でした。勉強しやすいので、これで、合格目指して頑張ります！

2023/05/28

歩くこと、走ることについて研究している一人ですが、楽しみにこの本を購入しました。ついついDVD付きの安直なものを最初にみてしまったせいかもしれませんが、本の内容と「体幹ランニング」という表現にちょっと？？？という印象を持ってしまいました。フォームの修正方法については現場で経験の豊富な金さんの理論は正しいのかも？しれませんが、ちょっとバイオメカニクス的にはつじつまが合わない箇所が散見され、私自身の歩行、ランニングに対する良い意味で疑問が沢山うまれ、ある意味勉強になりました。自分の体を実験台としていろいろ試してみます。

2023/05/28

一日で読み切れた。

2023/05/27